2017年 05月 08日
十年一昔
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「十年一昔」ということわざがありますが、早いもので私達のクリニックはこの5月で11年目を迎えます。確かに10年前とは社会情勢も医療を取り巻く環境も大きく変化し、これらに対応すべくスタッフ一同、鋭意努力していきたいと考えております。しかし、医療の本質はこの先も変わることはないと信じ、これを見誤ることなく真の医療サービスの提供を目指し、この先も努力を怠らず進んでいきたいと考えております。
この10年を振り返ってみれば、本当に色々な事がありましたが、今日まで診療を続けてこられたのは、多くの患者様の支えと、スタッフの協力、そして医療法人社団湘南太陽会理事長、鳥居伸一郎先生のおかげだと思っております。本当に感謝しております。
私はといえば、46歳となり不惑と知命の狭間に至りました。毎日惑いまくり、いまだ不惑には程遠いのですが、何故医師になったのか、これから何を成すべきなのか日々考えております。そんなさなか、今年の泌尿器科学会総会が鹿児島で開催されました。診療の都合から、鹿児島に日帰りという強行日程でしたが、非常に有意義な一日を過ごせました。というのも、1学年後輩の先生と学会開催地のすぐそばにあった鄙びた温泉に行き、風呂に浸かりながら約1時間近く色々な話をしました。その後輩は私の診療を手伝ってくれているのですが、とても優秀で今回の学会でも総会賞を受賞し、また全国の大学を回り手術を教えております。もちろん私は彼をリスペクトしているのですが、大学で一緒に働いていたころはおくびにも出さなかったのですが、彼も今の私をリスペクトしていると言ってくれました。
また、そのすぐ後に4学年先輩の先生と、城山観光ホテル(鹿児島の帝国ホテルと言われているそうです)のお風呂に、今度は1時間半くらい入りました。その先輩は学生時代から鬼のように恐ろしく、またとても優秀な医師です。私の医療スキルの多くの部分においての、師匠といえる先生の一人です。そんな彼は、日本における、前立腺癌に対する密封小線源を用いた放射線治療を牽引し、いまはクライオサージャリーなどを手掛けて、しばしばテレビにも出演しております。そんな医療の最前線をひた走る先輩に、地道にやっているお前は強いよ、と言われました。
町医者である私から見れば、眩しいほどに輝いている二人の医師に、「私の進んでいる道はそう大きくは間違っていない」、そんな風に言われた気がして、この10年間は無駄ではなかったのかな、そう思えたのでした。
これから待ち受ける未来はどんなものであるのか、想像するといささか怖くなってしまうのですが、私に与えられた天命を知り、それを全うできるようこの道を邁進したいと思っておりますので、皆様、これからもどうぞよろしくお願い致します。
相生23クリニック〜泌尿器科・内科
横浜市中区相生町1-3-1F
(JR関内駅南口、みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩5分)
TEL:045-222-7710
この10年を振り返ってみれば、本当に色々な事がありましたが、今日まで診療を続けてこられたのは、多くの患者様の支えと、スタッフの協力、そして医療法人社団湘南太陽会理事長、鳥居伸一郎先生のおかげだと思っております。本当に感謝しております。
私はといえば、46歳となり不惑と知命の狭間に至りました。毎日惑いまくり、いまだ不惑には程遠いのですが、何故医師になったのか、これから何を成すべきなのか日々考えております。そんなさなか、今年の泌尿器科学会総会が鹿児島で開催されました。診療の都合から、鹿児島に日帰りという強行日程でしたが、非常に有意義な一日を過ごせました。というのも、1学年後輩の先生と学会開催地のすぐそばにあった鄙びた温泉に行き、風呂に浸かりながら約1時間近く色々な話をしました。その後輩は私の診療を手伝ってくれているのですが、とても優秀で今回の学会でも総会賞を受賞し、また全国の大学を回り手術を教えております。もちろん私は彼をリスペクトしているのですが、大学で一緒に働いていたころはおくびにも出さなかったのですが、彼も今の私をリスペクトしていると言ってくれました。
また、そのすぐ後に4学年先輩の先生と、城山観光ホテル(鹿児島の帝国ホテルと言われているそうです)のお風呂に、今度は1時間半くらい入りました。その先輩は学生時代から鬼のように恐ろしく、またとても優秀な医師です。私の医療スキルの多くの部分においての、師匠といえる先生の一人です。そんな彼は、日本における、前立腺癌に対する密封小線源を用いた放射線治療を牽引し、いまはクライオサージャリーなどを手掛けて、しばしばテレビにも出演しております。そんな医療の最前線をひた走る先輩に、地道にやっているお前は強いよ、と言われました。
町医者である私から見れば、眩しいほどに輝いている二人の医師に、「私の進んでいる道はそう大きくは間違っていない」、そんな風に言われた気がして、この10年間は無駄ではなかったのかな、そう思えたのでした。
これから待ち受ける未来はどんなものであるのか、想像するといささか怖くなってしまうのですが、私に与えられた天命を知り、それを全うできるようこの道を邁進したいと思っておりますので、皆様、これからもどうぞよろしくお願い致します。
相生23クリニック〜泌尿器科・内科
横浜市中区相生町1-3-1F
(JR関内駅南口、みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩5分)
TEL:045-222-7710
by aioi23clinic
| 2017-05-08 15:26
| スタッフ