2018年 01月 13日
北海道ひとり旅! ~初日編~
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明けましておめでとうございます、相生23クリニック院長の塩野です。
昨年末からインフルエンザもちらほら、新年になってからは本格的な流行が始まっているようです。
実は私、1月2日の朝未明、突然の悪寒戦慄とともに39.7℃の高熱に見舞われ、あーやっちまった、インフルエンザだ、そう思いました。
しかし、その後2回もインフルエンザの検査をしましたが、どちらも陰性でした。結局3日間も原因不明の高熱は続き、冬休みの間中うなされながら寝て過ごしたのでした。
かなり辛かったです。昨年末からの過重労働が原因でしょうか?仕事始めの日には解熱したものの、今も鼻の下にできたヘルペスが治らず、マスクで隠して診療しています。
そう、健やかな毎日を送るのに大切なのは、必要十分な休養をとること、そしてしっかりストレスを発散する。これができていれば、まず病気にはならないものです。
今回は、前回告知した通り、12月に札幌で行われた性感染症学会に参加し、それにかこつけて北海道一人旅を楽しみ、十分な休養・しっかりストレス発散をしてきたので、それを紹介いたします。
学会場は札幌の京王プラザホテルで行われ、当日はそこに宿泊していましたので、学会発表が終了したらすぐ部屋に戻って楽チンな格好に着替えて即チェックアウト。ホテルのトヨタレンタカーで真っ黒のマークIIを借り、まずは小樽に。雪降る中のドライブはウキウキです。
小樽はガラス細工が有名ですので、小樽大正硝子館なる所を訪ねました。
可愛いお土産を見繕い、とんぼ玉制作も経験しました。ゴーゴーいうバーナーの炎を使うので、なかなかにスリリングでした。うっかり夢中になりすぎて写真を撮り忘れました。残念。トンボ玉が冷えるのを待つ間、
上の写真のような運河の脇の坂を上ったところにあったお寿司屋さんで、遅めの昼食に季節外れのウニ丼を食べました。まあ有名どこなので。
まあ、旬のときに食べたかったですね。
完成したトンボ玉を受け取り、今夜のお宿へ出発です。普段の重労働を労う意味からも、高級旅館を予約しており、チェックインは15時。小樽からほど近いそこには15時ぴったりに到着、高級旅館を味わい尽くしてやろうという、いくらか貧乏くさい意気込みに溢れています。
その高級旅館は風情のある立派な佇まいで、山の上にあることから部屋からの景色も素晴らしいものでした。
しかしながら、高級であるが故に一人の寂しさ全開です。
広い居間に座っても、
景色の良い縁側に座っても、
布団が敷かれているのを見た時には、ホロリ涙が出てきそうになりました。
夕食は別の部屋でいただいたのですが、まあだだっ広い部屋に素晴らしく大きなテーブルがぽつんと置かれ、そこに次々に運ばれてくる料理を一人黙々と、手酌で日本酒などグイグイ飲みつつ片付けていきます。
デザートが出てきた頃には、そこそこの千鳥足になっていました。
ただ、一人の良いところも。私、大の風呂好きです。まあ、大きい風呂が好きなのであって、自宅の風呂には一日置きに入る程度で、時には三日くらい入らないこともあります。他に宿泊客があまりいなかったのか、いつお風呂に行っても貸し切り状態です。全く自分のペースでゆっくりすることが出来ました。
息を大きく吸うのも躊躇われるほどに冷たい空気が満ち溢れる、晴れた夕暮れの空からヒラヒラと雪が舞い降り、これを「風花」というそうです、鉛色の海の向こうからはほぼ満月と言える月が上っていきます。冬の夕暮れは、いっときたりとも止まる事なくその景色を変化させていきます。その中にあって自分だけが変わらずお湯に浸かっているのは、なんとも不思議な感じでした。時間が立つのも忘れて、夜の帳が下りるまでボーッとしておりました。
とても贅沢で、貴重な時間でした。こんな時間の過ごし方が、もっと手軽に出来ないものか思案中です。湯あたりギリギリで、あの寂しい布団に入り就寝しました。
いささか長くなってしまいましたので、翌日のことは次回に。さらに人のいないだろう所を目指しました。
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by aioi23clinic
| 2018-01-13 02:10
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